• キノコは菌糸の集まりで、菌糸は糸のような細胞。

  • 木を与えて菌糸を育てる。でもキノコは生やさない。

  • 40日間かけて菌糸を育てると生のキノリが誕生する。このキノリを安全な素材へ変えるため最終仕上げをする。

  • 菌とさよなら。キノリこんにちは。         皆さんの手元に届くのは素材としてのキノリ。    さあ旅へ出よう。

菌糸由来の素材だからできる再循環を実現

キノリの培養過程で生じる廃棄物をコンポスト化することで、農産物栽培などへの再利用を実現。

キノリを収穫した後に残る土台を圧縮することで、建築材やインテリア資材として活用可能なマッシュルームボードを製造。

また塊になる性質を利用した彫刻やフィギュア、緩衝材などアイデア次第で様々な製品をつくることが可能。

菌糸素材は生分解性を備えているので、大量に生産しても、次の生産のための資源や微生物の苗として一切の無駄がない。

よくある質問


  • 正確には、私たちが普段食べているキノコそのものではなく、キノコの菌糸体(キノコを構成している糸状の細胞の集まりを菌糸といい、それが集まったもの)からできています。

  • 今のところ、限られたキノコの種類の菌糸体から育てています。また、今後の研究開発により、多種類のキノコから育てることが期待されます。

  • キノリの本体の成分は100%天然のキノコの菌糸です。

  • キノリは食品ではありませんので、食べられません。

  • MYCL Japanは、インドネシアMycotech Labの培養工程をもとに、日本国内で独自の技術を開発しました。キノリは、我が国で長きに渡り培われてきたキノコの菌糸体の培養技術で作られており、唯一無二の純国産菌糸素材です。

  • どのくらい長期間お使いいただけるかは、まだ明確ではありません。耐久性の向上を目指して研究開発を進めています。

  • キノリは財布や名刺入れ、バッグなどの小物から、靴や帽子、ジャケット、家具等に至るまであらゆる製品にご使用いただけると考えています。 

    マッシュルームボードはインテリアやオブジェ、壁パネルなど様々な用途にご活用いただけます。

    もちろん、今までにない使い方、様々なクロスオーバーも大歓迎です!お使いいただきたいものがございましたらどうぞご相談ください!

  • 本革と同様に経年変化があると予測されます。そのため、末長くお使いいただくには保養も必要と思われます。

    ただ、キノリは天然素材であるため、経年変化やお手入れ方法等については開発が進み次第、改めてご案内する予定です。

  • キノリはキノコの菌糸体に特殊な処理を施すことで育てており、素材に含まれる菌糸は生きていません。そのため、菌糸が飛ぶこともキノコが生えることもありませんのでご安心ください。

    なお、極端に湿気の多い場所などでご使用の場合、カビ等の雑菌が生えることがあります。革や畳にカビが生える仕組みと同じです。

  • キノコは真菌類に属する生き物です。真菌類には、お酒やお醤油を作る時に使われる糸状菌(コウジカビ)や酵母など、私たちの生活になくてはならない菌が数多くあります。もちろん、病原性のある真菌もありますが、KINOLI™を構成する真菌は無害です。

  • きのこの独特な香りがするキノリもあります。匂いや色味、質感など一枚一枚製品に個性があるのもキノコの皮キノリの魅力です。